- お見合いのときに話が盛り上がらない。
- お相手と何を話して良いかわからない。
- お相手との話が続かない。
- 話題が見つからない。
といった「お見合い中のお相手との会話のやり取り」に関するものがほとんどです。ですので、今回はこのお悩みを解決するための記事をと思いましたが、「口下手の人が上手に話せるようになるテクニック」のような内容はWEB上を探せばたくさんありますので、今回は別のアプローチで喋りが下手でも成功につなげられるような内容をお伝えしたいと思います。
テクニックのお話は他を参考になさって下さい。この婚活のみかたでも「お見合いパーティで会話が盛り上がる為の3つのポイント」という記事にも少し書いてありますからそちらも参考にして頂ければ幸いです。
それでは早速話さなくてもなんとか成功させる三種の神器を紹介しましょう!といっても別に何か使える道具を紹介するわけありません。それこそむずかしいテクニックが必要な訳でなく、どなたでも少しだけ頑張れば何とかできるポイントを3つお伝え致します。
何とか成功させる3つのポイントは
- 最初の挨拶
- お見合い中の返事
- 最後の挨拶
です。見ただけでも簡単と思いませんか?見ただけで出来そうな気がしませんか?ですが決してあなたを馬鹿にしているわけではありません。大真面目な話で、会話が盛り上がらないお見合いを何とか成功に導くためにかなり重要な事なのです。
1.最初の挨拶
これが当日のお見合いの結果を左右するといっても過言ではないでしょう。3つのポイントの重要度をパーセンテージで表示すると最初の挨拶はそれだけで50%を占めると思います。
最初の挨拶で気を付ける点は3つ
- 自分からお相手の女性に声を掛け
- 大きな声で元気よく
- 笑顔で挨拶する
この3つだけです。どうでしょう?簡単かどうかは人によると思いますが、少なくともむずかしいテクニックは必要なく、どなたでも今からすぐチャレンジできる項目です。当たり前のような項目ですが、そもそもこれが実践出来ていない、もしくはしているつもりでもお相手にはそう見えていないという方が相当数いらっしゃると報告があります。
人の第一印象は諸説ありますが、おおむね3~7秒で決まるとされています。ここでいかに良い印象を与えるかが重要です。女性の立場に立って考えてみてください。あなたがもし女性でお相手の男性をお見合い場所で待っていたときに、自分から声を掛けるより先にお相手の男性から声を掛けられたほうがうれしいですしホっとしますよね?小さな声でぼそぼそ挨拶されるより、大きな声でハキハキ挨拶されたほうがしっかり聞き取れて受ける好感度が高いですよね?笑顔で挨拶されたほうが警戒心が解けて、その後安心してお見合い出来ますよね?
それをあなたがお相手の女性にするのです!少なくともお相手の女性は上記を見る限り嫌な思いはしないと思うのですが、いかがでしょうか?
これが出来ないという方は、おそらく「テクニック的に難しくて出来ない」という意味ではなく「恥ずかしくて出来ない・慣れていなくて出来ない」という方がほとんどだと思います。決して強制ではありませんが、しないことで損をするのはあなた自身ですし、少しずつチャレンジしなければいつまでたっても出来ません。しかもそれを「恥ずかしい」といって行わないということは、その恥ずかしさをお相手の女性に押し付けていると捉えることも出来ます。そんな男性に女性が魅力を感じるでしょうか?
何事もまず実践!が大事ですので、是非チャレンジしてみて下さい。
とは言っても闇雲にチャレンジしても成果は上がりづらいと思います。注意点も書いておきますのでそちらも参考になさって下さい。
- お見合いの待ち合わせ場所には、別の方も待ち合わせしていることがあり、どの方かわからない場合もあるので、出来るだけ待ち合わせ場所を詳細に設定したり、ネクタイやバックなども持ち物の色や形など、目印になるものを事前に確認できるとより良いです。
- 前日や当日にお相手のプロフィールを再度確認する。ただし、写真はイメージと違う場合があるため、過信は禁物です。
- 声は周りにまではっきり聞こえるような大声だと、逆に女性に引かれてしまったり恥ずかしい思いをさせてしまう可能性があります。二人で面と向かって話す際に相手が良く聞こえる程度のボリュームで話しましょう。身内や相談所のカウンセラーさんと練習して確認しましょう。
- 笑顔は自分で笑っていると思っても、お相手にはそう見えない場合もあります。鏡の前で自分が笑っていると思っている表情がどんなものか確認してみましょう。毎日笑顔になる練習をしてみたり、相談所のカウンセラーさんに確認してもらうのも一つの手です。
以上が注意点です。
また、挨拶は相手や時間によって決まっているので迷うことはほとんどありません。
- お見合い時間によって「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」を選び、
- お見合いは初めて会う方ばかりだと思いますので「はじめまして、※※です。」と言う。
- お見合い場所もほぼ決まっているはずですので「今日は宜しくお願いします。こちらにどうぞ」でお相手をエスコート。
これが笑顔で元気良く出来れば、お見合いは文字通り50%成功と思って良いぐらいです。
2.お見合い中の返事
これはパーセンテージでいうと20%です。3つの中ではそれほど重要度は高くありませんが、簡単なのでぜひ実践してみて下さい。
いままでの文を読んだ方には察しがつくかもしれませんが、気をつける点は
- 笑顔で女性の話をしっかり聞いて
- 良い姿勢で相槌を打ちながら相手の目を見て
- 女性の話に元気よく返事をする
です。人間、得意な事と不得意な事がありますので、おしゃべりが苦手というのは仕方がないことだと思います。であれば、せめてニコニコしながら女性のお話を聞いて、元気よく返事をしましょう。お相手の目を見ることも重要です。しっかり話を聞いていることをアピールできます。ただし、ただ目を合わせているだけだとお相手に威圧的なイメージを持たれる場合がありますので、話の途中で目線を鼻の頭や口元などに一度落としてから、また目を合わせると、そっぽを向いている印象を与えない上にお相手に威圧的なイメージを与えずらいので、目線を少しずらすことも是非実践して体得して下さい。
おしゃべりが苦手なのに無理矢理話して失敗するより、よっぽどお見合いの成功率が上がります。自分が苦手なところで勝負するより、自分が勝負できるフィールドで勝負するほうが良いですし、「無理に話さなくて良いんだ!」と思ったほうがリラックスしてお見合いが出来て、かえって自然に喋れたりする場合もあります。
ただ、どうしても「話のきっかけを作らないと男として顔が立たない!」とか「自分から話せるようになりたい!」という方は先ほど紹介した「お見合いパーティで会話が盛り上がる為の3つのポイント(リンクして下さい)」やその他の記事を参考にするか、
- 最初に天気か移動手段、どちらかの話を振る
- お相手の問いかけに返事だけでなく、質問を一つ添えて返す
ということにチャレンジしてみて下さい。天気と移動手段はどなたでも共通にお話できる内容で、お見合いの一番最初の話題としては話しやすいです。また、こちらから話しかける前にお相手から話を振られる場合があるので、そのときに「はい」「いいえ」で終わってしまうとそこで会話が途切れてしまいます。必ず関連する質問を1つだけでかまいません、簡単な質問を考えてお相手に返してみてください。その繰り返しで会話は広がっていきます。もちろん、笑顔で元気良くは忘れずに。
3.最後の挨拶
日本には「終わりよければ全て良し」という言葉もあるように、最後の締めくくりも大変重要です。お見合いの印象を決定付ける大事な場面であり、パーセンテージで言うと残りの30%となります。
とはいっても最後も難しいことはありません。ここまで読んでいただいた方であればお分かりの方もいるかもしれませんが、
- 「今日はありがとうございました!」と感謝の気持ちを伝える
- ご縁が無いと感じた方には「お気をつけてお帰り下さい」と優しく気遣いの言葉をかける
- また会いたい方には「また是非お会いしたいです!」と相手に好意があることを伝える
当然、合言葉は「笑顔で元気良く!」です。
どんなにお見合いで失敗しても、最後きっちり締めることが出来れば30%は挽回できると思って下さい。ここでの印象アップに成功するとどうなるかというと
「本当はすごくしっかりした優しい方なのかも。お見合い中は緊張してたんだ、きっと。」
と相手が思い、失敗をリカバリーできる可能性がグンと上がります。お見合いが盛り上がらなかったからといって最後まで諦めずにしっかり対応すれば活路が開ける可能性があることを覚えておいて下さい。
ここでの注意点は
- ご縁がないと感じた人に気を使って「またお会いしたいです!」と言わない
- お相手から言われた「またお会いしたいです!」は過度に期待しない
この2点です。
お相手を良いと思っていなくても、気を使いすぎて好意があるような内容を伝える方がいらっしゃいますが、変に相手を期待させてしまう場合があり、あまりオススメ出来ません。その場で「ご縁がありませんでした」と言う必要はありませんが、本日大切な時間を作ってあなたと会ってくれた事への感謝と、気遣いを伝えれば十分です。
また、お相手から好意の気持ちを伝えれられても、上記のような方もいるので相談所から正式に交際の連絡があるまでは過度の期待はしないで下さい。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回は口下手な方に向けた内容でしたが、自分を口下手だと思っていらっしゃる方は、自分のことを必要以上に卑下して考える傾向があるように思います。ですが、そもそも口下手かどうかは自分で判断するものではありません。
そして口下手だからと言って相手からの評価が必ずしも下がるわけではありません。あなたを評価するのはあくまでもお相手ですので、「口下手だからダメだろう」と最初から自分を卑下することなく、自分の出来ること・良いところをお相手に全力で売り込んでください。
勝負できるところで勝負して、その中で苦手なところは少しだけチャレンジして、自分を磨いていくことが重要です。失敗したとしても、その経験と積み重ねがきっとあなたを成婚に導く糧になりますよ。
3つのポイント(三種の神器)のお話は以上です。1人でも多くのおしゃべりが苦手な男性の希望の光になれば幸いです。
それではまた。次回もお楽しみに。