婚活サービスの選び方

あなたもこれでパーティマスター!?【前編】 ~婚活パーティの特徴~

このサイトにお越しいただいた皆さんであれば一度は行った・もしくは行ってみたいと思っているであろう「婚活パーティ」。リーズナブルな価格で婚活に参加できる身近なイベントとはいえ、ただ闇雲に行くのはもったいない!せっかく費用を払うんだから少しでも良い結果に繋げていただきたい!!ということで、今回は長年パーティ現場を見てきた筆者なりの注意点をお伝え致します。

注意点の前にまず、そもそも巷で行われているパーティにはどのような種類や特徴・傾向があるのか?それを簡単にお伝えします。その上で、後編のパーティに関する注意点をご覧下さい。

婚活パーティには、以下のような種類のパーティがあります。

①パーティ企画会社が行う一般ユーザー向けパーティ
②結婚相談所が独自で行うミニパーティ
③結婚相談所の運営団体が行う会員限定のパーティ

だいたい、大まかに分けるとこのような分類になります。

①パーティ企画会社が行う一般ユーザー向けパーティ

インターネットで婚活パーティを探すとまずたどり着くのはほぼこれです。特徴・傾向としては

  • 規模や内容ともに多種多様で種類がかなり豊富。
  • 比較的リーズナブルなものが多い。
  • 条件に当てはまっていれば、どなたでも参加が可能。
  • 本人確認が簡易的なものが多い。

大中小様々なパーティ会社が、通常の婚活パーティから趣味・特技などを生かせるパーティなど様々な企画を考案して実施しています。よくメディアに取り上げられる「1対1で2~3分おきに次の方と入れ替わって順番に話をしていく」(通称:回転寿司方式)といったパーティはほぼこれに当てはまります。特に事前のプロフィール登録等が必要なく、本人確認も現場で身分証明書の確認等簡易的なものが多く、しかもリーズナブルなので、婚活を始めたばかりの方が非常に参加しやすいです。

ここまで見ると良いこと尽くめでは?と思われるかもしれませんが、このカテゴリの最大のデメリットは「本人確認が簡易的なため、相手が必ずしも独身で無い可能性がある」という事です。もちろん主催者側がそれを推奨している訳ではありませんし、参加条件や規約に「独身の方」というのも入っていますが、本人確認が簡易的な為、独身かどうかはあくまで自己申告(独身と言えば出られてしまう)というイベントが、全てではありませんがかなりを占めます。独身だったとしても、すぐ結婚したい人もいれば、言い方が悪いですがいわゆる“ただパーティを楽しみたいだけ”等々、結婚に対しての意識の度合いがかけ離れている場合もあり、このようなリスクが高いのが最大のデメリットです。また、食事や飲み物などが出ないパーティもあり、なかには水すら出ないなんていうパーティもあります。(飲み物がなくても関係ないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、初対面のお相手とお話をする環境では緊張して口も乾きます。何人もの方とお話しすると喉も消耗することがあるため、水分補給ができるかどうかは結構重要な要素の一つです。)

ただ、先述のように初めて参加される場合はハードルがかなり低い為、リスクを把握した上でうまく活用すれば、あまり費用をかけずにお相手を見つけられる可能性がありますので、婚活を始める際の「はじめの一歩」にはおススメです。

②結婚相談所が独自で行うミニパーティ

こちらは結婚相談所を探していると、その途中でたどり着くことが多いパーティです。こちらの特徴・傾向としては

  • 種類はかなりあるが、規模や内容は小さいものが多い。
  • こちらも比較的リーズナブル。
  • 結婚相談所に問い合わせたり、相談所からの紹介が無いと入れない場合あり。
  • 本人確認が少し厳しくなり、参加に対する約束事がある場合がある。

近年、よく見るスタイルですが、結婚相談所の方が独自で行っているパーティです。規模が小さく、参加人数自体は少ない(10~20名前後)ものがほとんどですが、参加費用も安いのに食事や飲み物がしっかりついていることも多く、何より主催の結婚相談所がパーティ時間内にお世話をしてくれたり、相談に乗ってくれる場合があるので、結構おススメです。また本人確認も①のパーティよりも少し厳しくなり、独身かどうかを自己申告制ではあっても、その場で自分が独身であるという「誓約書」を書いてもらったり、パーティ内でお互いにお付き合いしたいということになったら、主催の相談所に入会をしてから真剣に交際をする等々、参加するにあたって約束事があることが多く、①で述べたようなリスクはかなり低くなります。

参加すると主催の相談所へ入会を促されることもあるので、結婚相談所に抵抗がある方にはおススメしませんが、結婚相談所に興味のある方・ちょっと見てみたいという方にはかなりおススメです。パーティを通して、「結婚相談所があなたに対してどんなお世話をしてくれるか」を体験できるチャンスでもあります。相談所に興味がある方はこのようなイベントを見つけたら、すぐにエントリーすることをおススメします。

③結婚相談所の運営団体が行う会員限定のパーティ。

こちらはおそらくパーティの情報としては最後に入ってくるものです。こちらの特徴・傾向としては

  • 開催数は少ないが、内容はより結婚したい方向けのものが多い。
  • 費用は上記の二つと比べると少し高い。
  • 結婚相談所に入会している会員のみ参加可能。
  • 本人確認がかなり厳しい。

基本的に結婚相談所に入会して、会員として登録がされないと参加できないものがほとんどで、種類はあまりありませんが、規模は比較的大きいもの(大体30~50名以上)が多いです。会場もホテルの宴会フロアを貸し切って行うことが多く、食事や飲み物を十分すぎるほど堪能できます。結婚相談所に入会している会員は、入会の際に独身証明や年収証明、学歴証明や本人確認書を所属の相談室に提出する約束ですので、本人確認はかなり厳しい部類に入ります。結婚相談所に入会している方ですので、結婚への意識の差が出ることは極めて少なく、結婚相手を探すには一番向いているのではないかと思います。

デメリットとしては、価格が他のパーティに比べて割高に感じること(実際には食事や飲み物がでるので適正料金ではあると思うのですが、他の食事や水も出ない価格の安いパーティとぱっと見の価格だけで比べられると高く感じる)と、相談所に入会されている会員さんのみで一般のパーティよりも参加される層が限られてしまい、何度か出席すると他のパーティやお見合いで会ったことがある会員さんと顔を合わせてしまう可能性があることです。

ただ、最近は結婚相談所に入会していない非会員さんでも条件を満たせば参加できるものもあったり、パーティとセミナーの中間のような気軽で参加しやすく、マッチングの可能性もあるイベント(パミナーとでも言いましょうか?)など以前よりも多様になってきております。

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いかがでしたでしょうか?まずは婚活パーティがどのようなものかがなんとなく想像できるようになったかと思います。

今、話題の「平成駆け込み婚」を達成するためには、劇的でより早い出会いが必要になります。そのためには、パーティを含めあらゆる出会いの可能性を活用する必要がありますし、参加するだけでなくその都度結果につなげる(パーティであればその日にマッチングして次につなげる)必要性があります。

結婚までの交際期間は平均4年ほどと言われていますし、元号改正が今年の5月に迫ってはおりますが、中には交際0日婚や数か月で結婚まで進む事例もありますので、あきらめるにはまだ早いです!ということでさまざまな婚活サービスを生かして、お相手を見つけていただければと思いますし、そのためには成果につなげるための注意点を知っておく必要があります。

それもお伝えしたいと思いますが今回の記事(前半)はここまで。後編は実際にパーティの注意点をお伝えしますので、お楽しみに!

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