前回は、お見合い破談の理由として最も多い「会話が盛り上がらなかった..」という事象に対する打開策を《あいうえお作文》でお伝えさせて頂きました。この記事を読んでいただいたありがたい読者の方から「とても勉強になりました。ぜひ次回のお見合いに活かします!」とおっしゃって頂きまして、ライター冥利に尽きるところなのですが、同じ方から後日、こんなご連絡を頂きました。
「《楽しい会話のあいうえお》を使おうと思っているのですが、そもそも、お見合いの場まで行けません。プロフィール写真や内容が良くないのでしょうか?何かアドバイスをいただければと思います。」
なるほど。《楽しい会話のあいうえお》は、お見合いの場まで行って、初めて活きます。お会いすることが出来なければ、あなたの魅力をお相手に伝えることが出来ません。
お会いする前の少ない情報の中で、お写真とプロフィールは最重要項目と言っても過言ではありません。しかし、このプロフィールというもの、意外にもあまり重視されていない事が多いのです。
そこで今回は昨今のお見合いで非常に重要なキーポイント、「プロフィールの見える化」についてお話したいと思います★
お見合い写真で見える化すべきは..明るい未来が想像出来る写真
視覚情報というのは文字情報に比べて瞬間的に多くの情報を伝えます。
そのため、お見合い前にお相手の印象を大部分を決定するのは、プロフィール写真です。この写真が例えば以下のようなものにはなっていませんか?
- 10年前に撮った写真
- 使い捨てカメラで撮った写真
- 他の人物も写り込んでいるものを切り抜いた写真
- 無表情の写真
上記に該当する項目があれば、なるべく早く写真をご変更することをオススメします!自分では「10年前とそんなに変わってないからな〜。大丈夫でしょ。」と思っていても周囲から見ればやはり10年の変化は大きなもの!あまり昔の写真を使用していると、実際にお会いした時にトラブルになりかねません。お写真は3ヶ月以内に撮影されたものがベストです!
また、使い捨てカメラで撮った写真はどうしても平面的な印象になってしまいます。きちんとしたプロのカメラマンに一眼レフで撮ってもらうと人物の立体感が変わり、生き生きとして来ます。多少お金がかかりますが、大切な将来のためにここはお金を掛ける所です。
そして、非常に多いのが無表情なプロフィール写真です。実際に無表情な写真をプロフィールに使用している婚活女性に聞いてみると以下のような回答を得ました。
「自分の笑顔の写真が好きじゃない。」(30代女性)
「笑顔の写真に自信がない。普通の顔をしている写真の方がマシかな、と。。」(20代女性)
お気持ちはよく分かります。笑顔になると顔が崩れて自分の中の一番イケてる顔にならないような気がしますよね。
しかし、「お見合い」とは「ともに将来を築いていくパートナーを探すこと」です。そのパートナーと描きたいのは「明るい未来」です。
となると、イケてるけど無表情な写真よりも溢れるほどの笑顔の写真の方がしあわせ感が伝わってきて、圧倒的に明るい未来を想像しやすくなります。
そうです。優先すべきはイケてる度よりもしあわせ度です!
お見合い写真でのキーワードは「しあわせの見える化」なのです。
まずはプロフィール写真を笑顔溢れる写真に変更して、しあわせの見える化をして活動してみて下さい☆
次回は今回の続き、プロフィールの内容を見える化するお話です。
ライター紹介
中村康介(トータルコーディネート専門家)
モデル/トータルコーディネーター。明治大学商学部在学中にスカウトにより、モデルとなる。卒業後、株式会NTTDATAにSEとして就職。在職中にドラマ『夜王』等にレギュラー出演し、4年間の在職後、退職。その後、CM『キリン』『SONY』や雑誌『ゼクシィ』に出演等、モデルとして活躍する一方、洋服をコーディネートする会社《ikineykir(イキニーキル)》を立ち上げ、ファッション/コミュニケーションに関する講座の運営やコラムの連載等を行っている。