それは誰にでもあること。ただ、これから結婚を視野に入れて交際を続ける中で、それを続けていくのは困難です。
そこで今回は適度な緊張感を保ちつつ、あなたらしく交際を続けて行くためのヒントをお伝えします。
ヒント1:背伸びをしたあなたは本当のあなたではない。
男性も女性も相手によく思われたい気持ちは同じです。ただ、背伸びをしたあなたは本来のあなたとは少し違うのも事実だと思います。背伸びが悪いわけではありませんが、ずっと続けるのは疲れますよね。無理をしている部分があるのなら、少しずつ本来のあなたを見せて知ってもらいましょう。
ヒント2:相手の『素』を引き出すにはまず自分から。
素の自分を見せるのはとても勇気がいることですが、それは相手も同じです。ただ、このままお互いに素の自分を出せない状態が続くと、心の距離を詰めるのも難しくなります。
そんなときは比較的見せやすい『素』から見せていきましょう。例えば、言葉遣いなら素を見せやすいのではないでしょうか?家族や友人などの親しい間柄でない場合、基本的に敬語で会話することが多いと思いますので、交際初期には敬語で会話しているカップルも多いはず。今まで「~ですね。」と言っていたところを「~だよね。」と変えるだけでもだいぶ変わります。
思い切って「今日から敬語はやめよう。」と宣言してもいいです。最初はぎこちないかもしれませんが、お互いに好きな相手であれば、それもまた楽しいものです。また、つい乱暴な言葉を遣ってしまうことがある人は婚活を機会に改めましょう。
ヒント3:無理してお店を選んでいませんか?
男性に多いケースですが、本当は庶民的な居酒屋の方が落ち着くけど、彼女に喜んでもらいたくてデートは専らおしゃれなレストラン…もちろんそれが悪いわけではありませんが、そんなデートをいつまで続けられますか?それに本当は相手も庶民的なお店が好きかも知れませんし、あなたの行きつけのお店に行ってみたいかもしれません。
少し言い出しにくいかもしれませんが、「たまにはこんなお店にも行ってみない?」とか「おしゃれではないけど、○○がすごくおいしいお店があるから一緒に行こうよ。」などと誘ってみましょう。そして相手の反応を見てみて下さい。
「行ってみたい!」という反応が返ってきたら、あなたに近い感覚を持っているか、普段のあなたを知りたいという気持ちが強いはず。逆に顔色を曇らせるような相手と結婚を考えられますか?
ヒント4:自然体と手抜きは違います。
気をつけなければならないのが、自然体と手抜きを同列に考えてしまいがちな点です。肩の力を抜いて自然体でいることと手を抜いただらしない姿を見せることは根本的に違います。TPOをわきまえた立ち居振る舞いと礼儀正しさを忘れてはいけません。
例えば、時間にルーズになったり、言葉遣いが乱暴になったり、気のない返事をしたりするのは非常にマイナスです。また、女性の場合は急にノーメイクになるのもマイナスです。よい意味でのギャップは高い相乗効果を生みますが、悪い意味でのギャップは幻滅しか生まれません。
「この人と結婚したら、そのだらしなさに振り回されそう。」とか「乱暴な言葉を遣う人とは結婚できないな。」などと思われないように、よそ行きで外向けの自分を磨くだけでなく、自然体の自分も磨いてあげましょう。
最後に…
結婚を意識した交際を円滑に進めるにはお互いが結婚後の生活をイメージでき、「この人と暮らしていきたい」と思えるような関係でいられることが大切です。相手に合わせるばかりでは疲れますから、お互いが快適に過ごせるように少しずつ気を配り合って、お互いが自然体でいられる関係を目指して下さい。