結婚相手を探すのに一度に多くの方に出会うことが出来る婚活パーティー。
イベント会社主催のものや、結婚相談所主催のものなど様々な種類のパーティーがありますが、お見合いに比べて気軽に参加できるので結婚のお相手探しの一番人気になっています。
婚活パーティーでも重要なのは会話によるコミュニケーション。その会話を行う上でやってはいけない事が色々とあります。
そこで今回は女性から見て引かれてしまう男性のNGポイントの中から、代表的なパターンを5つをお伝えさせて頂きます。
NG①:汗だく•体臭
男性「今日は暑いですね。到着がギリギリになってしまったので駅からずっと走って来ましたよ。」(汗だく)
女性「そうだったんですね~…(臭いが…)」
▶Panasonicが20代〜40代の女性を対象に行ったアンケート調査によると「印象よく思っていた男性を’残念’と思った瞬間ランキング」の第1位は《臭い•体臭がする》となっています。
これからのシーズン、特に夏のパーティの時に注意したいのが時間前に会場へ到着しておくことです。女性は男性の何倍も「臭い」について敏感です。開始時間ギリギリに到着するということは必然的に汗だくでの到着となり、どうしても体臭を発してしまいます。時間に余裕をもって到着することで臭いの発生を防ぐことが出来る上に、心理的な余裕も生まれます。
■参考:Panasonicが20代〜40代の女性を対象に行ったアンケート調査
http://panasonic.jp/beauty/men/chosahoukou/womanseye/04.html
NG②:人の話を聞かない
女性「この前、タイに行ったんですよー。で、その時に生まれて初めてゾウに乗って..」
男性〈会話を遮って〉「ああ、タイね。タイよりベトナムの方がいいよ。ベトナムは、やっぱり食事が日本人向けで..(ベトナムの話が続く)」
女性「…(タイの話してたのに…)」
▶人間は話の腰を折られるとストレスを感じるものです。特に女性は「話は面白いが、人の話をあまり聞かない」男性よりも「話題は少ないが、人の話をよく聞く」男性を求める傾向にあります。女性にとっては聞き上手な男性のポイントは非常に高く、それだけでも良き夫候補であると言えます。
石田純一さんは相づちだけで何時間でも女性の話を聞けるそうです。もはや聞き上手の神。忍耐の王様。石田大先生を見習いましょう。
NG③:壁際からじっと観察
婚活パーティのフリータイムに気づいたら一人になっていた。よくある事ですが、この時に特に誰と話すわけでもなく壁際に立ち、じっと女性を観察をする。実はこの行動は女性達から非常に敬遠されています。壁際からじっと観察されていると値踏みされているような感覚を持つ女性参加者の方もいらっしゃるため、後から話しかける時にも「壁から女性を物色していた人」のレッテルを貼られてしまいます。いざお話をする段階になっても非常に不利です。
もったいない行動ですので、ぜひご注意ください。
NG④:声が異常に小さい
男性A「しご..は..業をし..いて、さ..県の..う..市..勤め..す。」
女性A「あ~..そうなんですね~..(なんて言ったんだろ?)」
▶お相手の声が聞こえなくてもほとんどの女性は聞き流してしまう傾向にあるようです。
声が聞こえていないという事は、自分の意思や伝えたいことがお相手に伝わっていないという事です。適度な声量でお話するよう心掛けてみて下さい。
NG⑤:目が合わない
女性「趣味でヨガをやっています。」
男性「はあ..」(うつむいたり、別の方を見たりしていて目が合わない。)
女性「3年前から始めたんですけど…(ちゃんと聞いてくれてる?!)」
▶欧米人に比べて日本人はアイコンタクトが苦手と言われています。その理由としては無意識に過度な緊張を与えないためのようですが、意思疎通を図る上でアイコンタクトは必須のコミュニケーションです。
そもそも意思疎通を図れない方と「結婚して一緒に住みたい」と思う女性はいません。お話をする時も聞く時も、是非アイコンタクトを心掛けてみて下さい。
◆参考「ナショナルジオグラフィック ニュース」
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020130325002
最後に
婚活パーティは多くの方と出会うことが出来るため、婚活スピードを一気に上げてくれるイベントです。男性の皆様、ぜひ有効活用して新たな出会いを楽しんで頂ければと思います。
ライター紹介
中村康介(トータルコーディネート専門家)
モデル/トータルコーディネーター。明治大学商学部在学中にスカウトにより、モデルとなる。卒業後、株式会NTTDATAにSEとして就職。在職中にドラマ『夜王』等にレギュラー出演し、4年間の在職後、退職。その後、CM『キリン』『SONY』や雑誌『ゼクシィ』に出演等、モデルとして活躍する一方、洋服をコーディネートする会社《ikineykir(イキニーキル)》を立ち上げ、ファッション/コミュニケーションに関する講座の運営やコラムの連載等を行っている。