婚活のみかた

婚活パーティー・お見合いパーティーの種類と成功させる5つの秘訣

JX112_72Aこのサイトを読んでいる皆さんであれば一度は行った・もしくは行ってみたいと思っているであろう「婚活パーティー」。リーズナブルな価格で婚活に参加できる身近なイベントとはいえ、ただ闇雲に行くのはもったいない!

せっかく費用を払うんだから少しでも良い結果に繋げていただきたい!!ということで、今回は長年パーティ現場を見てきた筆者なりの注意点をお伝え致します。

注意点の前にまず、そもそも巷で行われている婚活パーティにはどのような種類や特徴・傾向があるのか?そして成功する為にはどのように行動すれば良いのか。その秘訣をお伝えします。

婚活パーティー・お見合いパーティーの種類

まずは婚活パーティーの特長についてご説明します。婚活パーティーには主に以下の3種類のパーティがあります。

  1. パーティー企画会社が行う婚活向けパーティー
  2. 結婚相談所が独自で行う婚活パーティー
  3. 結婚相談所の運営団体が行う婚活パーティー

だいたい、大まかに分けるとこのような分類になります。それでは各パーティーの特長をご説明します。

1.パーティー企画会社が行う婚活パーティー

インターネットで婚活パーティーを探すと、たどり着くのはほぼこのパーティーです。特徴・傾向としては以下になります。

大中小様々なパーティー会社が、通常の婚活パーティーから趣味・特技などを生かせるパーティーなど様々な企画を考案して実施しています。よくメディアに取り上げられる「1対1で2~3分おきに次の方と入れ替わって順番に話をしていく」(通称:回転寿司方式)といったパーティーはほぼこれに当てはまります。特に事前のプロフィール登録等が必要なく、本人確認も現場で身分証明書の確認等簡易的なものが多く、しかもリーズナブルなので、婚活を始めたばかりの方が非常に参加しやすいです。

ここまで見ると良いこと尽くめでは?と思われるかもしれませんが、このカテゴリの最大のデメリットは「本人確認が簡易的なため、相手が必ずしも独身で無い可能性がある」という事です。もちろん主催者側がそれを推奨している訳ではありませんし、参加条件や規約に「独身の方」というのも入っていますが、本人確認が簡易的な為、独身かどうかはあくまで自己申告(独身と言えば出られてしまう)というイベントが、全てではありませんがかなりを占めます。

独身だったとしても、すぐ結婚したい人もいれば、言い方が悪いですがいわゆる“ただパーティーを楽しみたいだけ”等々、結婚に対しての意識の度合いがかけ離れている場合もあり、このようなリスクが高いのが最大のデメリットです。また、食事や飲み物などが出ないパーティーもあり、なかには水すら出ないなんていうパーティーもあります。

ただ、先述のように初めて参加される場合はハードルがかなり低い為、うまく活用すれば、あまり費用をかけずにお相手を見つけられる可能性がありますので、婚活を始める際の「はじめの一歩」にはおススメです。

2.結婚相談所が独自で行う婚活パーティー

こちらは結婚相談所を探していると、その途中でたどり着くことが多いパーティーです。こちらの特徴・傾向としては以下になります。

最近増えてきているパーティーですが、結婚相談所の方が独自で行っているパーティーです。規模が小さく、参加人数自体は少ない(10~20名前後)ものがほとんどですが、参加費用も安いのに食事や飲み物がしっかりついていることも多く、何より主催の結婚相談所がパーティー時間内にお世話をしてくれたり、相談に乗ってくれる場合があるので、結構おススメです。

また本人確認もイベント会社主催のパーティーよりも少し厳しくなり、独身かどうかを自己申告制ではあっても、その場で自分が独身であるという「誓約書」を書いてもらったり、パーティー内でお互いにお付き合いしたいということになったら、主催の相談所に入会をしてから真剣に交際をする等々、参加するにあたって約束事があることが多く、【1】で述べたようなリスクはかなり低くなります。

参加すると主催の相談所へ入会を促されることもあるので、結婚相談所に抵抗がある方にはおススメしませんが、結婚相談所に興味のある方・ちょっと見てみたいという方にはかなりおススメです。パーティーを通して、結婚相談所があなたに対してどんなお世話をしてくれるかを試しに体験できるチャンスでもあります。相談所に興味がある方はこのようなイベントを見つけたら、すぐにエントリーすることをおススメします。

3.結婚相談所の運営団体が行う婚活パーティー

こちらはおそらくパーティーの情報としては最後に入ってくるものです。こちらの特徴・傾向としては以下になります。

このタイプのパーティーには基本的に結婚相談所に入会して、会員として登録がされないと参加できないものがほとんどで、種類はあまりありませんが、規模は比較的大きいもの(大体40~50名以上)が多いです。会場もホテルの宴会フロアを貸し切って行うことが多く、食事や飲み物を十分すぎるほど堪能できます。結婚相談所に入会している会員は、入会の際に独身証明や年収証明、学歴証明や本人確認書を所属の相談室に提出する約束ですので、本人確認はかなり厳しい部類に入ります。結婚相談所に入会している方ですので、結婚への意識をしっかりと持っているので、結婚相手を探すには一番向いているのではないかと思います。

デメリットとしては、価格が他のパーティーに比べて割高に感じること(実際には食事や飲み物がでるので適正料金ではあると思うのですが、他の食事や水も出ない価格の安いパーティーと比べられると高く感じる)と、相談所に入会されている会員さんのみですので、何度か出席すると他のパーティーやお見合いで会ったことがある会員さんと顔を合わせてしまう可能性があることです。

いかがでしたでしょうか?まずは婚活パーティがどのようなものかがなんとなく想像できるようになったかと思います。

それでは次に婚活パーティーの注意点をご説明します。

 婚活パーティーの注意点

1.受付開始時間より早く会場に来る

パーティーにはだいたい、「受付開始時間」と「パーティー開始時間」があります。多くの方が受付時間中や開始時間ぎりぎりにいらっしゃるのですが、受付開始時間前に会場へ起こしいただくことをお勧めします。理由としては

などが上げられます。

まず身だしなみですが、男性女性問わず服装や髪型に乱れがないかを確認します。早めに会場についたらお手洗い等でまわりに目立たないように確認しましょう。男性は鼻毛や体臭、口臭などのエチケット確認を忘れずに。確認するだけでなく呼吸を整えたり、汗や臭いへの対応は、夏だけでなく暖房が効いた中でも厚着で移動する冬も大切です。

顔が拭ける制汗シートやウェットティッシュなどを持ち歩いていると便利です。顔の脂を拭き取ったり、汗の臭いが気になる首まわりや耳の裏、胸元やわきの下等を丁寧に拭いて汗や臭いを極力押さえましょう。

女性は男性と同様のエチケットに加えて、お化粧をされていると思いますので、化粧直しをここでしてしまうと良いと思います。

また、人間初めて来る場所はどのような所でも緊張します。早めに来てその場所の空気や雰囲気になれることも変に緊張しないための良い方法です。少し早めに来て回りを散歩するぐらいのほうが、気持ちに余裕を持ってパーティーに参加できます。

誰よりも先に会場入りできれば、そのあとから入ってくる参加者の方をすべて確認することができます。一番乗りで会場にいるのはなんだか恥ずかしいと言う方もいらっしゃるとは思いますが、入ってきた異性の方の中でどの方が好みか、どの方が第一印象良さそうか、等々、いち早くお相手を確認することができます。

名簿や番号札が用意されるパーティーであれば、お相手の特徴や気になる部分を記入して、パーティー中の資料としても使うことができますので、情報を武器としてあなたが有利に行動する事ができるので、早めの会場入りをお勧めします。

2.パーティーの進行方法やルールなどの説明は集中して聞く

パーティが始まると、最初に進行方法やルールの説明をすることが多いので、それはしっかりと聞いて、ルールや進行方法を理解することが必要です。なかには事前にサイトでルールやマナーの説明があり、現場では説明が行われないタイプもありますので、参加申し込みの際の画面も注意してご覧下さい。わからないことがあれば出来るだけ早く、現場にいるスタッフに確認することをお勧めします。

筆者が実際に進行役をしているパーティでも、最初と途中でパーティも進行や仕組みを説明しているにもかかわらず、終盤になって「初めての参加でよくわからないんですがどうすれば・・・」等々、お声掛けいただくことがたまにありますが、これは非常にもったいない事です。

時間を無駄にせず良いお相手を探す事に集中できるよう、ルールは最初にしっかりと頭に叩き込んでおくのが、パーティーを制する為に必要な事なのです。

3.パーティー開始直後が最大の勝負所!!積極的にお相手へお声掛けを

こちらは特に男性の方には必ず実践して頂きたい内容です。フリータイムでいろいろな方と自由に話せるパーティーの場合、開始直後の時間が一番のポイントといっても過言ではありません。パーティー開始直後の振る舞いがその日の結果を半分以上決めてしまうんじゃないかというぐらい大事です。

【2】で書いた事前説明があるパーティーの場合は、説明が終了して実際にお相手と話せる状態になった直後、事前説明のない場合は会場に入った直後がそれぞれチャンスです!!

「まずは飲み物でも取ってじっくりいくか・・・」「ちょっと腹ごしらえをしてから・・・」などと考えるのはナンセンス!お相手と話せる状態になったらまずはあなたが「今日一番話したいな」と思った第一印象の良かった方、好みだった方に真っ先に話しかけましょう!先手必勝です。ライバルが話しかける前に、あなたが話しかけて他が付け入る隙を作らないようにしてみましょう。食事や飲み物はそれからでも遅くはありません。二人でお話をしながらお食事と飲み物を楽しみましょう。

開始直後の会話は長続きしやすく、お相手にもあなたの印象が鮮明に残りやすいです。このゴールデンタイムとも言うべき大事な時間を是非、有効活用してみて下さい。

※この内容は前回紹介した「回転寿司方式」やフリータイムのないパーティーには当てはまりませんが、お相手に対して積極的にアピールをする意識はどの場合でも大切です。

4.パーティー中は常に相手から見られているという意識を持つ

表情やお相手への振る舞いは、すべて他の参加者から見られていると思って行動しましょう。中には相手によって対応や表情が露骨に違ったり、自分の話したい相手以外の人とは話さないオーラを出している人など、周りに不快感を与えているのでは?という方も少なくありません。たまたま話すお相手がいない状態のときに気を抜いてしまって悪い姿勢で座っていたりすると、自分の気付かない内に周りからの評価が下がってしまうことも・・・。

それであなたの好みの方から評価が下がってしまってはもったいないです。パーティー中は常に誰かに見られているということを意識して、誰に対しても常に誠実に対応する等々、まわりからの評価が上がるような行動を心がけましょう。

5.最後のマッチングも運に任せず積極的にお声掛けを

ほとんどのパーティーで最後に行うのがマッチング。男女ともお互い気に入った方の番号や名前を第一希望、第二希望に分けて書いたりしてそれを集計。お互いの希望が合えば見事マッチング!!パーティー終了後に2人で別の場所でさらにお話が出来たり、その日は一旦帰って後日連絡先を交換したりするのが一般的なシステムです。

多くの方が、会話した時の印象で「すごく盛り上がったから、あの人とマッチングしたいし、相手もきっと書いてくれるだろう」とか「あの人とあまり話せなかったけどどうしてもマッチングしたいから番号書けばマッチングするかもしれない」と自分の希望のみで書き込んで、いざマッチングカップル発表になると・・・、あれ?別な人とマッチング??なんてことが結構あります。

そこで最後のひと推し!!!!

マッチングの時にも、自分が「あなたの事が気になっているます」という意志表示をして積極的にお声掛けをしてみましょう。「マッチングしませんか?」と直球勝負も悪くはないと思いますが、「この後、もう少しお話したいので、マッチングして別の場所でのお話いかがでしょうか?」等々、相手の女性が答えやすいアプローチで確認するように心がけて下さい。女性はマッチングのお誘いをもらったら、極力受けていただければ幸いです。

 まとめ

いかがでしたでしょうか?

これを心がければ、あなたも婚活パーティーを上手に活用できると思います。ただし、パーティーはあくまでお相手を見つけるのが目的ですので、その後の交際や結婚の事も忘れずに意識してください。

回数だけをこなして結果が残せない、そんな悪い意味でのパーティーマスターにはならないで下さいね。

 

モバイルバージョンを終了