お見合いや婚活パーティで男性の服装といえば、基本スーツです。
結婚相談所のカウンセラーさんも、実際に活動している男性もこう思っている方が多いかもしれません。
「スーツは無難だし、大体皆一緒だから失敗は無いだろう」と。
ところがそうでもないんです!!
失敗しようがなさそうなスーツですが、思わぬ落とし穴があるんです。今回は実際に筆者が現場で何度も確認している、NG事例を大きく3パターンに分けてお伝えいたします。
1.スーツのしつけ糸
おろしたてのスーツや、丁寧なクリーニング屋さんから返却されたスーツのベント(背中の下にあるスリット)が型崩れしない様、糸で縫い合わせている場合があります。本来は取り外すものですが、気付かない方が結構いらっしゃって、筆者もお見合いパーティで実際に男性のしつけ糸を取り外した経験が何回かあります。
【対処法】
気付かない方がいらっしゃるようなので、スーツの購入直後やクリーニング後は背中のベント(スリット)が糸で縫いつけられていないかを確認しましょう。
2.時代を感じるスーツ
- 普段スーツを着ないから。
- 昔と体型が変わっていないから。
- だいぶ前に高いスーツを買ったから。
こんな理由で、5年~10年以上も前のスーツを着て婚活をされる方がいらっしゃいます。スーツはその時々で流行の種類やフォルムがありますし、ネクタイや靴、ベルト等小物も同じように統一感を演出するのに重要なアイテムですので、古いスーツは着れたとしても婚活では使わないようにした方が良いです。
【対処法】
男性の場合、婚活を始める際に婚活用だけのスーツと小物セット(靴やベルト等)を2着分は新調することをオススメします。お見合いやパーティは週末が多いので、クリーニングしながら着まわせるようにしましょう。
3.サイズが合っていないスーツ
さきほどの2.の延長線上でもありますが、ご自身の体型に合っていないスーツを着ていらっしゃる方も多いです。
- 袖が長い
- 裾が長い
- 全体的に余裕がある太めのシルエット
等々、サイズが合っていないと見た目よくありません。ただ新しく新調するだけでなく、ご自身に似合うものをチョイスしましょう。自分が好きな色や柄、形ではなく他人から見てあなたに似合っているものを選ぶのが、成功のポイントです。
【対処法】
スーツを購入する際にオーダーメイドのものを作れると一番良いです。既製品と同程度の金額で作れる店舗も増えていますので、そちらで作成すると良いです。ただ、時間がかかる場合があるので、既製品で検討するのも一つです。袖や裾、ウェストや上着の丈など詰めてもらえるので、遠慮せずに自身のサイズに合わせて調整してもらいましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
ご自身を振り返って、「やばい!当てはまっている!!」というものが一つでもあれば、すぐにでも変えてみて下さい。外見、特に服装はすぐに変えることが出来て効果が高く、即効性があるので成果につながりやすいです。
自分だけで選ぶのが心配な方は、コーディネートのアドバイスをしてくれるサービスもありますので、それらを活用してベストな状態のスーツ姿で婚活に取り組んでいただければ幸いです。
今回のこの記事が、読まれた方の力になって、婚活がうまく行くことを祈っております。